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課題成果報告

5-1408 PM2.5予測精度向上のためのモデル・発生源データの改良とエアロゾル揮発特性の評価
研究代表者
所属名・氏名
菅田 誠治
((国研)国立環境研究所)
実施期間(年度)H 26 ~H 28
平成 25 年初頭以来、微小粒子状物質(PM2.5)には強い関心が向けられ、数値計算による正確な予測が望まれている。しかし、現在の数値モデルでは、有機エアロゾルの過小や、硝酸塩エアロゾルの過大等が指摘されている。本研究は、半発性有機炭素(SVOC)による二次生成有機エアロゾル(SOA)生成の最新の計算スキームである揮発性基底関数(VBS)モデルを PM2.5 予測モデルに導入し、SVOC および SOA の揮発特性パラメータの改良と、排出量データの改良により、PM2.5 予測計算の精度を上げる。これらにより、PM2.5 の数値予測による再現精度が向上し、注意喚起の判断材料として活用する等の環境政策への貢献が期待できる。

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