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課題成果報告

S2-03 クリーン開発メカニズム適用のためのパームオイル廃液(POME)の高効率の新規メタン発酵プロセスの創成
研究代表者
所属名・氏名
原田 秀樹
(東北大学大学院 工学研究科)
実施期間(年度)H20-22
 現在、マレーシアとインドネシアの両国は合わせて世界のパームオイル生産量の86%を占めますが、現地で大量に排出されるパームオイル廃液(POME)はラグーン(安定化池)での処理が不適切で、表層水・地下水汚染や悪臭問題を引き起こしているだけでなく、メタンガスを大気中に放出して温暖化を加速させています。
 本研究は、卓越したメタン発酵技術及び微生物科学の蓄積を有する我が国の研究機関コンソーシアム(東北大学、(独)産業技術総合研究所、(独)国立環境研究所、長岡技術科学大学)が、マレーシアの研究機関及び企業と国際共同研究体制を構築して、POMEを高効率で処理できる新しい高性能メタン発酵技術の現地実証実験によって、革新的な環境負荷低減型POME処理システムを確立し、クリーン開発メカニズムの適用を目指すものです。

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