ホーム > ネットde研究成果報告会 > D-0804 温暖化が大型淡水湖の循環と生態系に及ぼす影響評価に関する研究

課題成果報告

D-0804 温暖化が大型淡水湖の循環と生態系に及ぼす影響評価に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
永田 俊
(東京大学 海洋研究所)
実施期間(年度)H20-22
 我が国最大の湖、琵琶湖は、世界的にも貴重な生物多様性の宝庫です。近年、温暖化によって琵琶湖の水の循環が悪くなり、生態系や水質に悪影響を及ぼすことが懸念されています。大型湖沼に対する温暖化の影響は世界各地で問題化していますが、その影響評価はまだ十分ではありません。
 本研究では、琵琶湖の循環の仕組みを解明し、精度の高い生態系モデルの構築を進めています。このモデルを使って、今後50年間に、琵琶湖の生態系と水質がどのように変動するのかを予測します。本研究は、大型湖沼に対する温暖化の悪影響を緩和し、適応する方策を検討するうえで不可欠な科学的な判断材料を提供することで、環境政策に貢献することが期待されます。

成果報告スライド

資料ダウンロード

報告スライド
スライド PDF (1,373KB)
資料
関連資料1 PDF (439KB)

この記事について

←ネットde研究成果報告会 平成22年度一覧ページへ  ↑ページトップへ