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課題成果報告

B-0801 東アジアにおける生態系の酸性化・窒素流出の集水域モデルによる予測に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
新藤 純子
((独)農業環境技術研究所 物質循環研究領域)
実施期間(年度)H20-22
 熱帯地域を対象に酸性物質の流入・循環・流出過程の観測とモデル作成を行い、食料やバイオ燃料生産による酸性物質負荷の変化の予測に基づいて、生態系の酸性化や窒素流出変化の推定を目的としています。拠点サイトにおける物質循環の特性の解明と、酸性化モデル及び広域窒素循環モデルの開発により、生態系内での酸性物質の挙動が雨期・乾期の変化に強く支配されていること、大気からの窒素沈着には、農業起源のアンモニアの寄与が大きいことが示されました。
 本研究の調査結果やモデルは、東アジアにおける環境対策策定の基礎資料になるとともに、東アジア酸性雨モニタリングネットワークにおける観測、推定の高度化に資することが期待できます。

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