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課題成果報告

A-0802 PALSARを用いた森林劣化の指標の検出と排出量評価手法の開発に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
清野 嘉之
((独)森林総合研究所 温暖化推進対応拠点)
実施期間(年度)H20-22
 京都議定書第一約束期間以降の国際的な取組みの中で、途上国の森林減少・劣化に由来する温室効果ガスの排出削減(REDD)やREDD+が議論の一つになっています。国産衛星「だいち」に搭載されたPALSAR(フェーズドアレー方式Lバンド合成開口レーダー)は、雲を透過して地表の土地被覆やバイオマスを観測できるので、熱帯地域の森林変化のモニタリングに威力を発揮すると期待されます。しかし、PALSARを森林減少・劣化による排出量把握に用いるときの精度など技術的な課題があります。
 本研究では、PALSARを利用したリモートセンシング技術と地上調査に基づくモデリング技術を結びつけ、泥炭湿地林を含む熱帯林地の温室効果ガス排出量の変化をモニタリングする新手法の開発に取り組みます。

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