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課題成果報告

A-0601 アジアの水資源への温暖化影響評価のための日降水量グリッドデータの作成 (2年延長)
研究代表者
所属名・氏名
谷田貝 亜紀代
(人間文化研究機構総合地球環境学研究所)
実施期間(年度)H18-22
 地球温暖化による洪水や渇水など水資源への影響を評価することが、気候モデルによるシミュレーションなどにより行われています。しかし、そういった気候モデルによる予測を、地域で起こる現象の予測に結び付けるには、観測データの整備が必要です。そこで本研究は、アジアの日降水量観測データを集め、グリッドデータを作成し、公開しました。これらは最先端の気候モデルの降水量の検証や、過去の降水量変動の傾向とその要因の解明の研究に用いられています。引き続き衛星降水データや山岳などの地理情報を使ってデータセットを改良することや、雪氷水資源への影響評価のための気温データの作成を行っていきます。
 成果は、http://www.chikyu.ac.jp/precip/jp/index.htmlで公開しています。

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資料
関連資料1 PDF (1,961KB)
関連資料2 PDF (192KB)

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