世界の主要な環境ラベル制度(GENに加盟しているもの)
ドイツ
- 制度名/参加国
- The Blue Angel(ブルーエンジェル)/ドイツ
- 運営主体
- 連邦環境・自然保護・建設・原子力安全・消費者保護省(BMUV)
- 連邦環境庁(UBA)
- ドイツ品質保証・ラベル協会(RAL gGmbH)
- 独立した意思決定機関である審査会(Jury Umweltzeichen)
- 制度の開始年
- 1978年
- 概要
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世界で初めて導入されたエコラベル制度であり、連邦環境・自然保護・建設・原子力安全・消費者保護省(BMUV)が所有権を持つラベル。
認定を受けた製品およびサービスにのみラベルの使用を認めるもの。ラベル下部にはその商品の環境保護特性を示すコメントを記載。
- 対象品目
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以下の8分類についてそれぞれ括弧内の数だけ商品類型が用意されている。
- Household / Drugstore(10)
- Living / Textiles(8)
- Green-IT / Household Appliances(17)
- Construction Products(25)
- Heating / Energy(7)
- Paper / Stationery(9)
- Vehicles / Mobility(6)
- Services / Municipality(18)
- 認定商品
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認証保有事業者:1,600超、認証製品:30,000超(2024年1月時点)
ホームページ上で、認定商品に関する情報が公開されている。 - 着目する環境影響
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以下の条件を満たす製品およびサービスに認定が与えられる。
- 他の製品と同等の機能を果たすこと。
- あらゆる側面の環境保護が考慮されていること。
- 環境にやさしい点で特徴づけられていること。
- その使用や安全性に問題がないこと。
クライテリア(認定のための基準)は、原材料の採取、または天然資源の産出から最終処分に至るプロセスにおける環境負荷を考慮して策定されている。なお、製造段階についての基準を設定することが非関税障壁(外国製品に対する参入障壁)となることを避けるため、製造段階での環境負荷が重要となるような商品は、原則として避ける方針が採られている。
- 認定手続
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基準が制定されている商品に関する認定手続は以下の通り。立ち入り検査や商品検査は行われない。
- 申請書をRAL gGmbHに提出。
- RAL gGmbHが申請所が基準を満たしているか審査。
- 州政府によるコメント。
- 商品認定およびRAL gGmbHにとの契約。
- ホームページアドレス
- http://www.blauer-engel.de/ ※問い合わせ等については上記ホームページに記載あり。
- 主要参考文献等
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※最新情報についてはホームページをご確認ください。
- 上記ホームページ