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SGEC森林認証制度

[1]概要(2024年2月現在)

環境ラベル等の特色

森林認証とは、持続可能に管理された森林から伐採された木材であることを証明する仕組みです。
製品が消費者に届くまで原材料の認証情報を追跡することにより、認証の連鎖を確証し、商品にロゴマークをつけることができます。
認証を取得し認証品を扱う企業・団体だけでなく、認証品を購⼊し使⽤する消費者 も、世界の森林保護・環境保護に貢献することができます。

情報の提供手法
  • マーク等表示
  • 環境負荷データ表示/提供
環境影響の考慮の範囲
  • 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
  • その他の環境ラベル等
SGEC森林認証制度 ラベル画像

[2]詳細

運営主体名およびその概要
一般社団法人 緑の循環認証会議(SGEC/PEFCジャパン)
SGECは、日本の生態的特性などの自然的・社会的状況等を踏まえるとともに、森林の所有構造、人工林率、林業経営の実情等を考慮した、日本独自の森林認証制度を確立する必要から、我が国にふさわしい日本型森林認証制度として設立されました。
その後、SGECは国際認証制度としての発展を目指し、2014年7月にPEFCへ加盟、2016年6月には相互承認が認められ、現在の体制となりました。
運営開始年
2003年
対象物品等

林産品:紙商品、木材商品、森林から産出される非木材製品

着目する環境影響

森林が有する各種の価値(1.森林資源とカーボンサイクルの維持や増進、2.森林が有する各種の機能の維持や増進、3.森林生態系の維持と保全、4.森林の生産機能の維持、増進、5.水質・土壌の維持、保全、6.森林に関わる社会的、経済的な価値など)の維持や増進に着目にしています。

表 着目する環境影響

環境負荷項目 ライフステージ
A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル
1 資源の消費
2 エネルギーの消費
3 大気・水・土壌への汚染物質の排出
4 廃棄物の排出
5 有害物質の利用
6 生態系の破壊
7 その他の環境負荷
マークを使用するための基準
  1. 基準概要

    森林管理の政府間プロセス基準であるモントリオールプロセスを基本に、日本の生態的・社会的・経済的条件に即した森林管理を目指し策定された森林管理規格、および生産物認証(CoC)のためのCoC規格。

  2. 基準策定手続き

    欧州森林保護閣僚会議(ヘルシンキ基準の場合)など政府間協議による策定

  3. 基準の目安

マークを使用するための手続
・森林管理認証またはCoC認証を取得した上で、SGECの商標使用許可を取得すること。

(https://sgec-pefcj.jp/LogoMarkApplication/) ・認証率が70%を超える製品にロゴマークの使用が許可される。

製品情報確認方法
  • 供給者の書類で確認
  • 検査機関等の検査結果の添付により確認
  • 運営主体から検査機関等に検査依頼
  • 事業所への立入調査
  • 特になし
  • その他

*具体的な製品情報確認方法

適正表示の取組
  • 実施要領等における適正表示の規定
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
  • マーク使用者からの使用状況報告
  • 市場サンプリング検査
  • 事業所への立入調査
  • 消費者等からの通報受付体制の整備
  • 特になし
  • その他
関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)

概要 マークを使用するための基準

問い合わせ先

団体名一般社団法人 緑の循環認証会議(SGEC/PEFCジャパン)
部署名商標部
担当者名吉武 幸(よしたけ みゆき)
住所〒100-0014 東京都千代田区永田町2-4-3 永田町ビル4階
電話03-6273-3358
FAX03-6273-3368
電子メールinfo@sgec-pefcj.jp
URLhttps://sgec-pefcj.jp/