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環境調和製品

[1]概要(2023年8月現在)

環境ラベル等の特色

一般社団法人 日本機械工具工業会が定める環境基準を満たした製品を「環境調和製品(ECO PRODUCT)」として認定し、環境ラベルを付与する制度です。地球環境保全に貢献するトップランナー製品として、使用促進の活動を展開しています。

情報の提供手法
  • マーク等表示
  • 環境負荷データ表示/提供
環境影響の考慮の範囲
  • 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
  • その他の環境ラベル等
環境調和製品

[2]詳細

運営主体名およびその概要

一般社団法人 日本機械工具工業会
日本の機械工具製造業を代表する組織です。業界全体の健全な発展を推進するために、諸施策の策定及び実施を行っています。2015年6月に(旧)日本工具工業会と(旧)超硬工具協会が合併して設立。2022年10月に一般社団法人に移行。
団体名英語表記:Japan Cutting & Wear-resistant Tool Association(略称 JTA)

運営開始年
2015年(前身団体の超硬工具協会が2007年より運営開始。本工業会への統合時に同制度基準を継承。)
対象物品等

機械工具全般:215 製品
最新の認定製品数や個別の認定製品については下記リンク先をご覧ください。
http://www.jta-tool.jp/07-2.html

着目する環境影響

対象製品製造時の各種環境負荷低減や、使用時の長寿命化等に着目しています。この他、企業の環境活動全般に関する項目も評価しています。

表 着目する環境影響

環境負荷項目 ライフステージ
A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル
1 資源の消費
2 エネルギーの消費
3 大気・水・土壌への汚染物質の排出
4 廃棄物の排出
5 有害物質の利用
6 生態系の破壊
7 その他の環境負荷
マークを使用するための基準
  1. 基準概要

    原則として発売開始日より1年(耐摩耗製品は3年)を越えない製品で、かつ欧州RoHS指令の規制物質を製品及びその包装資材に最大許容濃度を超えて含有しないものがエントリーできます。
    評価の主な項目は、
     1.開発コンセプト
       製品の長寿命、顧客の環境負荷低減
     2.企業の環境活動
      調達、製造、リサイクルなど
    となっています。

  2. 基準策定手続き

    本工業会環境委員会が設置する「環境調和製品基準評価委員会」が原案策定し、環境委員会が承認します。

  3. 基準の目安

    評価は、その合計点に応じて次の3段階に区分して、星の数によりラベルに表示します。
    1つ星(40~59点)、2つ星(60~79点)、3つ星(80点以上)

マークを使用するための手続
  1. 環境調和製品の認定を希望する事業者は本工業会事務局に申請書類を提出します。
  2. 本工業会環境委員会が組織する「環境調和製品認定委員会」の審査を経て認定します。
  3. 本工業会事務局が認定番号を付番することにより環境ラベルの使用が可能となります。
製品情報確認方法
  • 供給者の書類で確認
  • 検査機関等の検査結果の添付により確認
  • 運営主体から検査機関等に検査依頼
  • 事業所への立入調査
  • 特になし
  • その他

*具体的な製品情報確認方法
本工業会所定の自己採点表及び基準が要求する各種エビデンス、必要に応じそれらを補足説明する資料に基づいて、環境調和製品認定委員会で申請者より説明を受けて確認します。

適正表示の取組
  • 実施要領等における適正表示の規定
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
  • マーク使用者からの使用状況報告
  • 市場サンプリング検査
  • 事業所への立入調査
  • 消費者等からの通報受付体制の整備
  • 特になし
  • その他
関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)

概要 実施要項等 マークを使用するための基準 マーク表示商品のリスト

問い合わせ先

団体名一般社団法人日本機械工具工業会
部署名事務局
担当者名尾山 卓(おやま すぐる)
住所〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-25 GYB秋葉原12階
電話03-3526-6200
FAX03-3526-6301
電子メールoyama@jta-tool.jp
URLhttp://www.jta-tool.jp/index.html