エコテックス®レザースタンダード(OEKO-TEX®LEATHER STANDARD)
[1]概要(2025年10月現在)
- 環境ラベル等の特色
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1,000種類以上の有害化学物質を対象とする厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる世界最高水準の安全な繊維製品の証です。 日本はもちろん、欧米やアジア諸国など多くの国の規制に対応する国際的な安全基準です。 
- 情報の提供手法
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- マーク等表示
- 環境負荷データ表示/提供
 
- 環境影響の考慮の範囲
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- 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
- その他の環境ラベル等
 

[2]詳細
- 運営主体名およびその概要
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一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
 衣類や化粧品、インテリア、日用品など「衣食住」の多岐にわたる製品等の試験・検査を行う第三者機関。
- 運営開始年
- 2017年
- 対象物品等
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半製品の皮革製品から完成品まで、全加工レベルの皮革及び皮革製品 
 例)革繊維素材、革製衣類、革製手袋、革製バッグ、革製靴や一部の皮革 (シープスキン、ラムスキン、カウスキン)など
 認証取得製品の詳細についてはウェブサイトにてご確認いただけます。
- 着目する環境影響
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繊維・皮革製品の製造段階における有害化学物質の含有・排出量を中心に、製造段階での環境への影響全般に着目しています。 表 着目する環境影響 環境負荷項目 ライフステージ A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル 1 資源の消費 2 エネルギーの消費 3 大気・水・土壌への汚染物質の排出 4 廃棄物の排出 5 有害物質の利用 6 生態系の破壊 7 その他の環境負荷 
- マークを使用するための基準
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基準概要下記項目を実施し、基準のクリアを確認後に認証書・ラベルが発行されます。 
 ・申請書類審査
 ・対象製品の分析試験
 ・現地監査
 詳細はウェブサイトよりご確認ください。
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基準策定手続き技術水準が世界最高レベルにあることを保証するため、基準は毎年改訂されます。エコテックス®国際共同体は、グローバルに各国の規制、科学的データ、 産業界の技術など最新情報を収集し、エコテックス®基準の今後のアップデートについて常に協議を行っています。技術委員会は世界各国のテキスタイルエンジニア、 技術者、化学者、毒物学者、弁護士、社会科学者、マーケティング担当者など様々な立場・幅広い分野の専門家で構成されています。 
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基準の目安世界各国で規制される1,000を超える有害化学物質の規制項目に対し、製品クラスごとに規制値を設けています。なお、製品クラスは、クラスⅠ=乳幼児用、クラスⅡ=肌接触大、 クラスⅢ=肌接触小、クラスⅣ=インテリア製品といった使用用途によって分類されており、肌との接触が大きい程、基準が厳しくなります。 
 詳細の規制値表についてはウェブサイトよりご確認ください。
 
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- マークを使用するための手続
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<認証取得者の場合> 
 認証取得後、オンライン・カスタマー・ポータルで特定マークデータをダウンロードできます。
 <非認証取得者の場合>
 - 商業的利用:小売店や卸売業等、認証製品の販売促進活動で利用
 製品の認証取得者へ使用申請を行う
- メディア、教育利用:エコテックス®レザースタンダードの啓蒙促進を目的とした利用
 運営主体へ使用申請を行う
 
- 商業的利用:小売店や卸売業等、認証製品の販売促進活動で利用
- 製品情報確認方法
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- 供給者の書類で確認
- 検査機関等の検査結果の添付により確認
- 運営主体から検査機関等に検査依頼
- 事業所への立入調査
- 特になし
- その他
 *具体的な製品情報確認方法 
 製品ごとに異なるため、詳しくは申請書をご確認ください。
 
- 適正表示の取組
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- 実施要領等における適正表示の規定
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
- マーク使用者からの使用状況報告
- 市場サンプリング検査
- 事業所への立入調査
- 消費者等からの通報受付体制の整備
- 特になし
- その他
 
- 関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)
- 問い合わせ先
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団体名一般財団法人ニッセンケン品質評価センター 
 部署名事業推進室マーケティンググループ
 担当エコテックス®PR担当
 住所〒111-0051 東京都台東区蔵前2-16-11
 電話03-5830-6660
 電子メールpr-contact@nissenken.or.jp
 URLhttps://nissenken.or.jp/
