環境ラベルの情報を見る

エコテックス®メイドイングリーン(OEKO-TEX®MADE IN GREEN)

[1]概要(2023年2月現在)

環境ラベル等の特色

生産環境や働く人々にまで配慮した工場で作られた、世界トップレベルの有害化学物質に対する安全性が確認された繊維・皮革製品のみに与えられるエコテックス®シリーズの最高峰ラベル。 ラベルのQRコードを読み込むと素材から縫製・加工までの製造に関わった全ての生産拠点を世界地図で確認できるトレーサビリティシステムです。“見える化”によりサステナブルなモノづくりを証明します。

情報の提供手法
  • マーク等表示
  • 環境負荷データ表示/提供
環境影響の考慮の範囲
  • 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
  • その他の環境ラベル等
エコテックス メイドイングリーン ラベル画像

[2]詳細

運営主体名およびその概要
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
衣類や化粧品、インテリア、日用品など「衣食住」の多岐にわたる製品等の試験・検査を行う第三者機関。
運営開始年
2015年
対象物品等

あらゆる繊維製品・皮革製品
最終アパレル製品、不織布、プリント生地、インナーウェア、枕、シュラフ、おむつ、コットンパフ、タオル、カーテン、カーペット、 革製衣類、革製手袋、革製バッグ、革製靴や一部の皮革(シープスキン、ラムスキン、カウスキン)など
具体的にラベルを付与された製品の詳細についてはウェブサイトにてご確認いただけます。

着目する環境影響

繊維・皮革製品の製造段階における有害化学物質の含有・排出量を中心に、製造段階での環境への影響全般に着目しています。

表 着目する環境影響

環境負荷項目 ライフステージ
A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル
1 資源の消費
2 エネルギーの消費
3 大気・水・土壌への汚染物質の排出
4 廃棄物の排出
5 有害物質の利用
6 生態系の破壊
7 その他の環境負荷
マークを使用するための基準
  1. 基準概要

    下記の条件を満たした製品であること。
    ・対象製品がエコテックス®スタンダード100認証を取得している
    ・対象製品の製造工場がエコテックス®ステップ認証を取得している

  2. 基準策定手続き

    技術水準が世界最高レベルにあることを保証するため、基準は毎年改訂されます。エコテックス®国際共同体は、グローバルに各国の規制、科学的データ、 産業界の技術などを追跡し、エコテックス®基準の今後のアップデートについて常に協議を行っています。技術委員会は世界各国のテキスタイルエンジニア、 技術者、化学者、毒物学者、弁護士、社会科学者、マーケティング担当者など様々な立場・幅広い分野の専門家で構成されています。

  3. 基準の目安

    ラベルを付与される繊維製品・皮革製品は、社会的責任のある職場でより持続可能な形で生産されているか否かの調査・監査に加え、有害物質含有に対する試験やプライチェーン追跡可否の照合を科学的に評価しています。
    このラベルは、よりよい労働条件と健全な地球環境をサポートする目的で基準策定しています。

マークを使用するための手続

オンライン・カスタマー・ポータルへログインし、サプライチェーン情報の登録・連結を完成させ、製品情報を登録をします。
詳細については、こちらよりご確認ください。

製品情報確認方法
  • 供給者の書類で確認
  • 検査機関等の検査結果の添付により確認
  • 運営主体から検査機関等に検査依頼
  • 事業所への立入調査
  • 特になし
  • その他

*具体的な製品情報確認方法
独自システムによるサプライチェーン情報の登録・連結

適正表示の取組
  • 実施要領等における適正表示の規定
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
  • マーク使用者からの使用状況報告
  • 市場サンプリング検査
  • 事業所への立入調査
  • 消費者等からの通報受付体制の整備
  • 特になし
  • その他
関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)

エコテックス®日本公式サイト エコテックス®公式サイト

問い合わせ先

団体名一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
部署名事業推進室マーケティンググループ
担当エコテックス®PR担当
住所〒111-0051 東京都台東区2-16-11
電話03-5830-6660
電子メールpr-contact@nissenken.or.jp
URLhttps://nissenken.or.jp/