環境推進工場登録マーク
[1]概要(2024年10月現在)
- 環境ラベル等の特色
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全日本印刷工業組合連合会および東京都印刷工業組合が運営。印刷物製造工程における環境負荷低減への取り組みを50項目に分類し、70%以上かつ必須項目を満たした事業者を「環境推進工場」として登録。登録を受けた事業者は自社の印刷製品にてマークを使用できる。環境推進工場登録認定制度では、環境負荷の少ない製品の使用やリサイクルの推進など印刷会社の総合的な環境対応を支援している。 
- 情報の提供手法
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- マーク等表示
- 環境負荷データ表示/提供
 
- 環境影響の考慮の範囲
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- 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
- その他の環境ラベル等
 

[2]詳細
- 運営主体名およびその概要
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全日本印刷工業組合連合会 
 1955(昭和30)年9月に全国各地の印刷工業調整組合が結集し、中小印刷業界の全国団体として結成。東京都印刷工業組合 
 東京都全域を区域とする一般印刷業唯一の工業組合。1955(昭和30)年6月に設立。
- 運営開始年
- 2012年
- 対象物品等
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オフセット印刷製品(書類、雑誌、カタログ、ポスター、チラシ、事務用印刷物など)、デジタル印刷製品、シール印刷製品:428商品(2024年6月現在) 
- 着目する環境影響
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環境負荷低減、特に温室効果ガス削減に着目している。 表 着目する環境影響 環境負荷項目 ライフステージ A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル 1 資源の消費 2 エネルギーの消費 3 大気・水・土壌への汚染物質の排出 4 廃棄物の排出 5 有害物質の利用 6 生態系の破壊 7 その他の環境負荷 
- マークを使用するための基準
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基準概要50項目の審査項目のうち、達成率70%以上かつ必須項目を全て満たし、環境推進工場として認定された事業者(工場など)であること。 
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基準策定手続き- グリーンプリンティング認定(以下GP認定)審査員と当組合の環境問題を所管する委員会の委員(以下環境委員)から構成される登録委員会(審査会)にて審査項目の基準案を策定する。
- 策定した基準案は、「環境推進工場登録」を運営する全日本印刷工業組合連合会および東京都印刷工業組合の環境問題を所管する委員会にて最終決定する。
 
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基準の目安印刷業を営む事業者の環境配慮および法令遵守の推進を目指して基準を策定。 
 
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- マークを使用するための手続
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- 全印工連所属の都道府県印刷工業組合に所属する事業者(工場など)が講習会を受講し、申請書類を提出する。
- 申請書類に基づき、講師(GP認定審査員)と環境問題を所管する委員会の委員から構成される登録委員会にて合否判定を行い、登録の可否を決定する。
- 登録を受けた事業所(工場など)は「環境推進工場登録マーク使用規程」「環境推進工場登録マーク使用要領」に基づき、印刷製品および自社ホームページなどでマークを使用することができる。
 
- 製品情報確認方法
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- 供給者の書類で確認
- 検査機関等の検査結果の添付により確認
- 運営主体から検査機関等に検査依頼
- 事業所への立入調査
- 特になし
- その他
 *具体的な製品情報確認方法 
 全登録事業者に対し、マーク使用製品についてのアンケートを定期的に実施。
- 適正表示の取組
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- 実施要領等における適正表示の規定
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
- マーク使用者からの使用状況報告
- 市場サンプリング検査
- 事業所への立入調査
- 消費者等からの通報受付体制の整備
- 特になし
- その他
 
- 関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)
- 問い合わせ先
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団体名東京都印刷工業組合 
 部署名事務局
 担当者名環境推進工場登録制度担当
 住所〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8 日本印刷会館
 電話03-3552-4021
 FAX03-3553-2653
 電子メールnews@tokyo-printing.or.jp
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