水性フレキソマーク/ノンソルベントマーク
[1]概要(2023年8月現在)
- 環境ラベル等の特色
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有機溶剤の含有量が限りなくゼロに近い『水性フレキソインキ』を使用した印刷包材(パッケージ)に使用可能です。水性フレキソ印刷は安心・安全で環境に優しい印刷方式です。特に、VOC〔揮発性有機化合物〕の排出が限りなく少なく、CO2排出量の低減(温室効果ガス削減効果)が可能。
①『水性フレキソマーク』は水性インキを使用した、フレキソ印刷が対象となります。
②『ノンソルベントマーク』は無溶剤接着剤を使用した、無溶剤ラミネート加工品が対象となります。 - 情報の提供手法
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- マーク等表示
- 環境負荷データ表示/提供
- 環境影響の考慮の範囲
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- 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
- その他の環境ラベル等
[2]詳細
- 運営主体名およびその概要
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水性フレキソ促進協議会
水性フレキソ印刷および無溶剤ラミネータなど、環境負荷の少ないコンバート技術の普及と発展を期し、関連製品の供給により社会に貢献するとともに、併せて会員相互の親睦と技術交流および相互業務支援体制の構築を目的とする。 - 運営開始年
- 2019年8月
- 対象物品等
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『水性フレキソインキ』を使用した紙・軟包装パッケージが対象。
(例)
(株)ヤマキ様「ふっくら卵焼きだし」発売中
(株)サラ様「バタビアレタス」7月以降発売
(株)サラ様「サラトリオ」7月以降発売
(株)味日本「パスタソース」5月以降発売 - 着目する環境影響
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環境負荷低減、特に温室効果ガス削減に着目している。
表 着目する環境影響
環境負荷項目 ライフステージ A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル 1 資源の消費 2 エネルギーの消費 3 大気・水・土壌への汚染物質の排出 4 廃棄物の排出 5 有害物質の利用 6 生態系の破壊 7 その他の環境負荷 - マークを使用するための基準
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基準概要
水性フレキソ促進協議会会員に限るが、会員以外でロゴの使用許可を得たい場合は、事務局に連絡いただく。
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基準策定手続き
水性フレキソ促進協議会事務局にて行う。
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基準の目安
基本的には、水性フレキソ促進協議会会員企業にて『水性フレキソインキ』を使用し製造された、紙・軟包装パッケージに適用可能である。尚、『水性フレキソマーク』は水性インキを使用した、フレキソ印刷が対象となり、 『ノンソルベントマーク』は無溶剤接着剤を使用した、無溶剤ラミネート加工品が対象となります。
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- マークを使用するための手続
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水性フレキソ促進協議会事務局宛ご連絡いただく。
- 製品情報確認方法
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- 供給者の書類で確認
- 検査機関等の検査結果の添付により確認
- 運営主体から検査機関等に検査依頼
- 事業所への立入調査
- 特になし
- その他
*具体的な製品情報確認方法
認定工場は、定期的にマークを付与した製品の実績表を日印産連に報告する。 - 適正表示の取組
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- 実施要領等における適正表示の規定
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
- マーク使用者からの使用状況報告
- 市場サンプリング検査
- 事業所への立入調査
- 消費者等からの通報受付体制の整備
- 特になし
- その他
- 関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)
- 問い合わせ先
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団体名水性フレキソ促進協議会
部署名【事務局】(株)光邦
担当者名酒井 俊介(さかい しゅんすけ)
住所〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-18飯田橋MKビル
電話03-3265-0612(事務局)
FAX03-3264-4035
電子メールflexo-koho@kohocome.co.jp
URLhttps://wfpac.jp/contact/