環境・新環境基準適合ラベル
[1]概要(2016年12月現在)
- 環境ラベル等の特色
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使用済み架装物の解体作業の容易化を図り、再生資源の利用や適正な処理を促進する“環境にやさしい車体”であることを証明するラベルです。商用車架装物に関する自主取り組みとして2004年4月から4項目を定め、その内容を満たす商用車架装物には、「環境基準適合ラベル(通称:ホワイトラベル)」を貼り付けしています。さらに2011年4月からは“より環境にやさしい架装物”をめざし、新たな3要件を追加した「新環境基準適合ラベル(通称:ゴールドラベル)」を追加設定しています。
- 情報の提供手法
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- マーク等表示
- 環境負荷データ表示/提供
- 環境影響の考慮の範囲
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- 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
- その他の環境ラベル等

[2]詳細
- 運営主体名およびその概要
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一般社団法人日本自動車車体工業会
トラック・バンの荷台架装やバス車体、トレーラや各種特装車の製造メーカーなど から構成される事業者団体。社会生活に重要な「働くクルマ」を通して社会全体に貢献していくことを目的としている。 - 運営開始年
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環境基準適合ラベル(通称:ホワイトラベル):2004年4月
新環境基準適合ラベル(通称:ゴールドラベル):2011年4月 - 対象物品等
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環境基準適合ラベル(通称:ホワイトラベル):213機種(2016年12月)
新環境基準適合ラベル(通称:ゴールドラベル):166機種(2016年12月) - 着目する環境影響
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使用済み架装物の解体作業の容易化を図り、再生資源の利用や適正な処理を促進することに着目している。
表 着目する環境影響
環境負荷項目 ライフステージ A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル 1 資源の消費 2 エネルギーの消費 3 大気・水・土壌への汚染物質の排出 4 廃棄物の排出 5 有害物質の利用 6 生態系の破壊 7 その他の環境負荷 - マークを使用するための基準
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基準概要
一般社団法人 日本自動車車体工業会会員は、自らまたは委託して設計・製造する商用車架装物に関して「環境基準適合ラベルの交付基準および交付申請書要領(JABIA規格 E0001-2011)」を遵守した「環境基準適合ラベル」および「新環境基準適合ラベル」を貼付することにより、環境に配慮した設計、および解体・リサイクル事業者の利便性に寄与していることを広くPRし、リサイクルの促進を図ることを目的とする。
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基準策定手続き
一般社団法人 日本自動車車体工業会 環境委員会 架装物リサイクル分科会にて基準を策定(JABIA規格)し制定。
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基準の目安
環境基準適合ラベル要件
- 当会設定「商用車架装物に関する3R”判断基準”ガイドライン」の作成・運用
- 機種別解体マニュアルの作成および公開
- 製造者名の表示
- 樹脂部品材料の表示
新環境基準適合ラベル要件(上記、環境基準適合ラベル要件に加え)
- 車体製品部材のリサイクル可能率が95%以上
- 車体工業会における『環境負荷物質自主取り組み基準』を満足している
- 第三者による環境認証取得工場で生産されている
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- マークを使用するための手続
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「環境基準適合ラベル」または「新環境基準適合ラベル」の交付申請書に製造社名、適合車種等を記入し、車体工業会環境委員会事務局宛てに申請し、環境委員会架装物リサイクル分科会による適合確認を行い認可する。
- 製品情報確認方法
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- 供給者の書類で確認
- 検査機関等の検査結果の添付により確認
- 運営主体から検査機関等に検査依頼
- 事業所への立入調査
- 特になし
- その他
- 適正表示の取組
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- 実施要領等における適正表示の規定
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
- マーク使用者からの使用状況報告
- 市場サンプリング検査
- 事業所への立入調査
- 消費者等からの通報受付体制の整備
- 特になし
- その他
- 関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)
- 問い合わせ先
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団体名一般社団法人日本自動車車体工業会
部署名環境担当
担当者名阿部 良孝(あべ よしたか)
住所〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
電話03-3578-1681
FAX03-3578-1684
電子メールabe@jabia.or.jp
URLhttp://www.jabia.or.jp