［2］詳細

運営主体名およびその概要

全日本ベッド工業会
日本国内 ベッド等製造メーカーから構成される業界団体

運営開始年

2001年

対象物品等

ベッドフレーム：500商品

着目する環境影響

資源の消費、オゾン層破壊物質の不使用、大気汚染物質（遊離ホルムアルデヒド・ホルムアルデヒド）の健康への影響に着目。木製品強度によるライフサイクルの延長。

表　着目する環境影響

環境負荷項目	ライフステージ
	A 資源採取	B 製造	C 流通	D 使用・消費	E 廃棄	F リユース・リサイクル
1 資源の消費
2 エネルギーの消費
3 大気・水・土壌への汚染物質の排出
4 廃棄物の排出
5 有害物質の利用
6 生態系の破壊
7 その他の環境負荷

マークを使用するための基準

1. 基準概要

   A：ホルムアルデヒド放散による基準

   • 木質材：対象材料からの「ホルムアルデヒド放散量」が、規格を 満たしていること。
     対象材料…普通合板、特殊合板、繊維板、パーティクルボード
   • 木　材（無垢材）：対象材料の製材・防虫・防腐加工段階で、「ホルムアルデヒド」含む防腐剤を使用していないこと。
   • 接着剤：接着剤の「ホルムアルデヒド放散量」が、規格を 満たしていること。
   • 塗　料：塗料の「ホルムアルデヒド放散量」が、規格を 満たしていること。

   B：遊離ホルムアルデヒド基準

   • 生地・ウレタンフォーム：対象材料 からの「遊離ホルムアルデヒド」が、規格を 満たしていること。
     対象材料…生地、ウレタンフォーム類

   C： 材料基準

   • 木質材・木材（無垢材）：木質材・木材にはクロルピリホス含有物質が使用されていないこと。
     木質材･･･普通合板、特殊合板、繊維板、パーティクルボード
   • ウレタンフォーム：ウレタンフォームの発泡剤にオゾン層を破壊する物質が使用されていないこと、およびハイドロフルオロカーボン（いわゆる代替フロン）が使用されていないこと。

   D：強度基準

   「JIS S 1102（住宅用普通ベッド）」の各基準注5を満たすこと。

   E：保証基準

   製品保証書：メーカーが商品の品質を保障する期間を二年以上と定め、その保証を確実にする「保証書」を作成し製品（フレーム）に添付すること。

2. 基準策定手続き

   • 同工業会技術委員会が基準を作成
   • 同工業会の社長会における承認をへて策定

マークを使用するための手続

1. 申請者が申請書類を作成し、同工業会の事務局に提出。
2. 事務局が必要書類の完備を確認した上で、技術委員会に提出。
3. 技術委員会による審査および許可に関する決議
4. 事務局が「審査結果報告書」を発行

製品情報確認方法

本工業会各社が提出した製品の性能値が第三者機関で測定され、基準値を満たしているか確認する。

• 供給者の書類で確認
• 検査機関等の検査結果の添付により確認
• 運営主体から検査機関等に検査依頼
• 事業所への立入調査
• 特になし
• その他

＊具体的な製品情報確認方法
「フレーム環境マーク管理運営規則」に基づき、技術委員会がマーク使用申請書および試験成績書等の書類を審査・確認する。

適正表示の取組

• 実施要領等における適正表示の規定
• 適正表示のための規定（罰則規定等）を含むマーク等使用契約
• 適正表示のための規定（罰則規定等）を含む同意書等での確認
• マーク使用者からの使用状況報告
• 市場サンプリング検査
• 事業所への立入調査
• 消費者等からの通報受付体制の整備
• 特になし
• その他

＊具体的な適正表示の取り組み
「フレーム環境マーク管理運営規則」において、会員企業の適正表示義務を規定するとともに、必要に応じた試買調査、および会員企業が不適切な表示を行った場合の罰則規定を定めている。

関連情報の掲載ホームページアドレス（最新情報はこちらで入手してください）

マークの概要、実施要領、使用基準（全日本ベッド工業会）

問い合わせ先

団体名全日本ベッド工業会
部署名事務局（技術委員会）
担当者名加藤　裕一
住所〒110-0005　東京都台東区上野3-20-8　小島ビル4F
電話03-3832-7833
FAX03-3832-7878
電子メールinfo@zennihon-bed.jp
URLhttp://www.zennihon-bed.jp