バタフライCO2ロゴ
[1]概要(2013年4月現在)
- 環境ラベル等の特色
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印刷のプロセスの中で最も環境配慮がされたオフセット印刷方式(製版時の現像廃液がない、湿し水・IPAを使わない、VOCの放散量が少ない印刷方式)を使用していることを環境保護ロゴにて明示するものです。日本水なし印刷協会が運営する制度です。
- 情報の提供手法
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- マーク等表示
- 環境負荷データ表示/提供
- 環境影響の考慮の範囲
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- 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
- その他の環境ラベル等
[2]詳細
- 運営主体名およびその概要
- 一般社団法人日本WPAは2002年6月設立、2010年10月一般社団法人、環境適性を持つ、水なし印刷の普及と推進を図る印刷団体
- 運営開始年
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1998年 米国で基本ロゴの運用開始
2002年 日本で基本ロゴの運用開始
2010年10月 日本でこの新ロゴの運用開始 - 対象物品等
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環境報告書、カタログ・冊子・ポスター・チラシ、パッケージ、ラベルなどのあらゆる印刷物に、このロゴを付けることを旨としている。
- 着目する環境影響
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低VOC、無害化廃液、低水使用、低炭素化を目指している。
表 着目する環境影響
環境負荷項目 ライフステージ A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル 1 資源の消費 2 エネルギーの消費 3 大気・水・土壌への汚染物質の排出 4 廃棄物の排出 5 有害物質の利用 6 生態系の破壊 7 その他の環境負荷 - マークを使用するための基準
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基準概要
水なし印刷を実際にこなせる印刷会社のみが、本協会会員の資格を得ることができる。本協会の会員企業であり、水なし現像機を保有している企業のみがロゴを使用することができる。
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基準策定手続き
会員資格を得るには、本協会のホームページ上の入会申請フォームに必要事項を記入の上、送信する。約1週間の間に、資格要件を満たしているか審査のうえ、申請者に回答される。入会金は不要であるが、会費6ケ月分の前納を持って会員資格が付与される。
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基準の目安
水なし印刷を実際に使用している印刷会社の判定基準として、水なし版現像装置を設置が義務付けられる。このロゴを使うには、PGGクラウド排出量計算ソフトとLCA基本講座を4回受講しなければならない。当該会員は無償で本ソフトを使える。
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- マークを使用するための手続
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水なし印刷方式を採用している会社のみを会員とし、印刷会社の入会審査を厳格に行なっている。会員は水なし印刷で加工したものは自己責任の下で付けられる。
- 製品情報確認方法
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- 供給者の書類で確認
- 検査機関等の検査結果の添付により確認
- 運営主体から検査機関等に検査依頼
- 事業所への立入調査
- 特になし
- その他
*具体的な製品情報確認方法
ロゴを拡大鏡で拡大して検査することで、水なし印刷で印刷されたか否かの判別をつけている。迸出料計算履歴はクラウド上に保存される。 - 適正表示の取組
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- 実施要領等における適正表示の規定
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
- 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
- マーク使用者からの使用状況報告
- 市場サンプリング検査
- 事業所への立入調査
- 消費者等からの通報受付体制の整備
- 特になし
- その他
- 関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)
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マークの概要、マーク表示商品のリスト(一般社団法人日本WPA) 実施要領、マークを使用するための基準(一般社団法人日本WPA)
- 問い合わせ先
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団体名一般社団法人日本WPA
担当者名五百旗頭(イオキベ)忠男
住所東京都文京区小日向2-31-14
電話03-3941-3412
FAX03-5976-8030
電子メールinfo@waterless.jp
URLhttp://www.waterless.jp/