大雪山主稜線高根ヶ原の東斜面のふもとに点在する沼や池をめぐる林間の登山コースです。このコースの魅力は、9月の鮮やかな赤や黄色の紅葉に映える沼や池の景色だけではありません。雪どけに咲くミズバショウのほか、立ち上る噴気現象、希少な高山植物など、季節ごとにさまざまな魅力にあふれています。
また、7月から8月は運が良ければ高根ヶ原の東斜面で雪解けに生える植物を食むヒグマの様子を双眼鏡で見ることができます。このコースはヒグマの生息地の中を通りますが、利用者が入山前にレクチャーを受け、ヒグマ対策を行い、利用のルールを守ってきたため、人とヒグマの距離が適正に保たれている場所でもあります。
ヒグマが生息する高根ヶ原斜面と空沼 | 大学沼と紅葉 |
噴気現象 | ミズバショウ |
令和元年度版 大雪高原温泉沼めぐり登山コース 山と熊のルール(マナーブック・地図付き)日本語版 [2,114KB]
大雪高原温泉沼めぐり登山コース チラシ(日本語)[PDF 871KB]
Daisetsu Kogen Onsen Numa-meguri Hiking Trail (English)[PDF 7,412KB]
Daisetsu Kogen Onsen Numa-meguri Hiking Trail (簡体字)[PDF 1,831KB]
Daisetsu Kogen Onsen Numa-meguri Hiking Trail (繁体字)[PDF 1,722KB]
Daisetsu Kogen Onsen Numa-meguri Hiking Trail (Korean)[PDF 2,098KB]
Daisetsu Kogen Onsen Numa-meguri Hiking Trail (Thai)[PDF 2,439KB]
大雪高原温泉沼めぐりコースはヒグマの生息地で、我々人間がその場所にお邪魔することなります。そこで、ヒグマと人がうまく棲み分けるために利用のルールが設けられています。
この利用のルールが長年にわたり、守られ続けているおかげで、ヒグマが人馴れせず野生のままの姿を私たちに見せてくれます。
2019年以降の最新情報はヒグマ情報センターホームページをごらんください。
大雪高原温泉沼めぐりコースの利用拠点であるヒグマ情報センターには、電話や通信手段はありません。関係機関等にお問い合わせください。
環境省大雪山国立公園管理事務所(主担当:ヒグマ情報センター管理運営):01658-2-2574
北海道上川総合振興局環境生活課(主担当:沼めぐりコース登山道維持管理):0166-46-5922
上川町産業経済課(主担当:紅葉期間中のマイカー規制):01658-2-4058
上川町建設水道課(主担当:大雪高原温泉へ至る町道の維持管理):01658-2-4060