専門家に関する情報
氏名 | 宇根 豊 |
肩書 | NPO法人農と自然の研究所 代表理事 |
略歴 | 1950年長崎県島原市で生まれる。福岡県の農業改良普及員時代に、新規参入で百姓になる。2000年に福岡県を退職し、現職に。 |
専門とする分野 | 田んぼの生きもの調査、環境農業政策、有機農業、農本思想、近代化論、農業技術論 |
ジャンル | |
主な著作 | 『天地有情の農学』(コモンズ)『国民のための百姓学』(家の光協会)『農の扉の開き方』(全国農業改良普及支援協会)『百姓仕事が自然をつくる』(築地書館)『田んぼの学校・入学編』(農文協)『田の虫図鑑』(農文協)『減農薬のイネつくり』(農文協)『田んぼの忘れもの』(葦書房)『虫見板で豊かな田んぼへ』(創森社)ほか |
講演・指導可能な分野 | 食べものと自然の関係、百姓仕事の情念、生きものと百姓の関係、田んぼの学校 |
メッセージ | 農業はどんなに近代化されても、近代化できない世界があります。それが、未来に残るもの、残すものです。言葉を換えれば、カネにならないもの、とも言えます。畦を百姓が歩く、その足跡が多い畦と少ない畦では、草花の種類、虫の種類が異なります。こんなことに、何の意味があるのでしょうか。従来のまなざしでは、見えなかった世界です。それが見えたからと言って何になる、と思っている人は、自分の中の近代化精神の虜になっているのでしょう。 畦の花に見とれるひとときは無駄な時間でしょうか。そうではない、と言い切るためには何かが必要です。それは近代化されていないまなざしに後押しされた何かです。私はそれを、発掘し、泥を落とし、表現するだけでなく、武器に仕立てようとしています。わかりにくいメッセージになりました。生きものが大切ではなく、生きものに注ぐまなざしと情愛、生きものから立ちこめてくる情感が大切だと言っておきましょう。 |
派遣可能地域 | 北海道 / 東北地方 / 関東地方 / 近畿地方 / 中国地方 / 四国地方 / 九州地方 |
派遣に必要とする 概算費用 |
要相談 |
講演・指導依頼先 | 農と自然の研究所 |
連絡方法 | n-une@mb7.seikyou.ne.jp |
交通費換算基点 | 福岡市 |