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田辺の硬葉樹林

紀伊半島南部一帯には、低山の斜面に、備長炭の用材としてウバメガシが優占するように維持されてきた里山林がある。ウバメガシは常緑広葉樹の一種で夏季に雨の少ない場所で育つ硬葉樹。苗木から炭材として最高の品質になるまで約30年を要することから、ひこばえの成長に配慮しながら伐採したり、成長の早い他の樹木らに覆われ日光を遮られることのないよう手入れを行う。高品質の炭を生産する技術の継承とあわせ、伝統的な里山林を維持している。

写真1

ひこばえの成長に配慮した伐採「択伐」地。

写真2

択伐後5年経過した山。再生したウバメガシが優占している。

地域 奥山周辺等
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等 / 景観・文化
取組対象 樹林地

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