山熊田地区
東北地方の山間部では、焼畑によって雑穀やカブなどを栽培し、跡地にスギを植え50~100年かけて売るという生活・生業が行われていた。山北町の山熊田では、約50年ぶりにこの焼畑の復活に取り組んでいる。また、5軒の家が百万円づつ出資し、商工会も援助して「生業の里」を設立、ここを本拠地に企業組合を作り、焼畑のカブのほか、里山の資源利用の伝統的技術を活用した『しな布』の帯や鞄、灰汁まき、栃もちなどの製造と販売が始まった。また、都市住民等を対象とした「焼畑ツアー」を始めている。

50年ぶりに復活した焼畑

しな布の織り工房(「生業の里」内)
地域 | 中山間地 |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 農林業等 / 景観・文化 |
取組対象 | 田・畑 |