三富新田
元禄年間に開拓された三富新田は、一軒あたり約5haの短冊状の土地に、屋敷地・畑地・山林を整然と配した地割景観が残され、武蔵野の面影を今にとどめている。開拓当時、平地林は薪や堆肥の供給源として、屋敷林の樹木は建築材や農具材として利用されてきた。冬に平地林から掃き集めた落ち葉を発酵させ、堆肥として利用する循環型畑作農業が現在も営まれている。この循環型農業を核とした三富農業の振興を図るため、行政・農家・都市住民が協働し、平地林の落ち葉掃きや収穫体験等の活動を通じ、地域の魅力発信と循環型農業への理解を促進させている。

三富開拓地割遺跡(航空写真)

体験落ち葉掃き
地域 | 都市周辺 |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 農林業等 |
取組対象 | 環境全体 |