蕨野の棚田
蕨野地区には、水田や石積み棚田の造成を集落民総出の共同作業で行う「手間講」と呼ばれる活動が、江戸時代から現在に至るまで存続している。この精神の延長線上で、大学と地域交流協定を締結し、棚田内に点在する耕作放棄地を対象に復田や無農薬栽培、新しい作物の栽培実験などを行っている。「重要文化的景観」としての広報や棚田を利用した都市住民との交流、農業体験等各種イベントへの協力・支援、農地に関する相談等を行う地区内の活動組織も発足している。

菜の花が咲く棚田景観

手間講隊の活動(田植え)
地域 | 中山間地 |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 景観・文化 |
取組対象 | 田・畑 |