生田緑地
生田緑地は川崎市第1号の都市計画緑地であり、市街地に囲まれながらかつての多摩丘陵の里地里山的自然が辛うじて残っている。行政と市民との協働により、雑木林の適切な植生管理を進めるために生田緑地植生管理協議会市民部会という仕組みをつくり、NPOが事務局となって、合議による植生管理計画づくり、一般市民が参加する植生管理を進めているほか、自然観察会を開催している。また、NPOの自主事業として生物多様性保全を目指した谷戸の水辺の保全活動(湧水の流れ、田んぼ、湿地、ハンノキ林等の保全)や子どもを対象にした里山の自然学校などの場として活用している。

アズマネザサが密生し、老熟しつつある「生田の雑木林」。

多様な生物が生息する「生田のハンノキ林」
地域 | 大都市近郊 |
取組主体 | NPO・企業等 |
主な取組目的 | 動植物 / 景観・文化 |
取組対象 | 環境全体 |