東崎
与那国島の最東端に位置する東崎では、与那国馬や牛が放牧されている。与那国馬は日本に8種存在する在来馬のひとつであり、かつては与那国島の農耕にとって重要な存在であったが、近代的農業技術が普及し、農耕に馬が必要なくなると、その数は減少した。貴重になった与那国馬の保全を図るため、60頭程度が東崎で放牧されている。放牧によってコウライシバの草地が形成されており、馬が草を食む姿はこの地域を特徴づける景観となっている。また、与那国馬は小学校の授業やアニマルセラピーにも活用されている。
地域 | 中山間地 |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 景観・文化 |
取組対象 | 草地 |