一関本寺
一関本寺地区は、中世の農村景観を色濃く残す地域であるが、景観の保存と生活基盤作りの両立が課題となっていた。そこで、平成9年に一関市と住民・有識者が委員会を結成し、当地区の整備のあり方について検討を行ってきた。委員会は住民自らが地区の文化・自然の良さを探す「本寺地区お宝さがし」事業を実施し、これが地域を見直すきっかけとなった。平成16年には「本寺地区地域づくり推進協議会」が発足し、景観を活かした村づくりが行われている。一関市も「本寺地区景観計画」を作成しその取組を支援している。

中世以来の土地利用が色濃く残る、イグネに囲まれた屋敷と畦畔

毎年、多くの人が参加する「稲刈り体験」
地域 | 中山間地 |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 景観・文化 |
取組対象 | 田・畑 |