三瓶山〈東の原〉
希少種ウスイロヒョウモンモドキの県内唯一の生息地である三瓶山の草原を維持するため、行政、NPO、大学、地元小学校等が役割分担して調査、人工飼育、放虫、食草植栽などの作業を行っている。主な食草は、中茎のススキ草原の下に生育するオミナエシで、吸蜜植物は主にオカトラノオ。東の原生息地では、草原環境維持のための草刈りを継続するとともに、専門家によるモニタリング調査を行いながら食草の植栽や幼虫の放虫を実施している。これらの活動によっていったんは個体数が回復したが、台風等の影響によって個体数が再び減少傾向にある。

ウスイロヒョウモンモドキ(しまねレッドデータブックHPより)

H19年10月。ウスイロヒョウモンモドキ保全活動。東の原生息地拡大のための草刈り作業(島根県HP「H19年度ウスイロ保全活動」より)
地域 | 奥山周辺 |
取組主体 | 連携組織 |
主な取組目的 | 動植物 / 環境教育等 |
取組対象 | 草地 |