奈良川源流域の谷戸・樹林地
鶴見川支流の奈良川源流域は、猛禽類が営巣し貴重な動植物が多数生息する豊かな生態系を有するが、近年の開発により大きな負荷が生じている。この環境を次の世代に引き継ぐことを目的とする活動団体では、下草刈りなどの里地里山保全活動、モニタリングサイト1000調査活動(植物相、鳥類、ホタル類)、地元小学校の環境教育支援、公開観察会、地域住民とふれあう行事などを実施。調査として、9つのポイントでの毎週の定点撮影とホームページでの公開、毎週の鳥類センサスと調査結果のデータベース化、毎年の昆虫調査などを行っている。

平成21年2月。谷戸の田園風景。コサギ、キジ、カワセミなどがよく飛来し、夏には少数だがヘイケボタルも見られる。

平成21年2月。里山公園から土橋谷戸の田畑、向かいの玉川学園の東山を写す。キンランやタマノカンアオイなど、絶滅危惧種も生育。
地域 | 大都市近郊 |
取組主体 | NPO・企業等 |
主な取組目的 | 動植物 |
取組対象 | 樹林地 |