馬路村
馬路村農業協同組合は平成13年に「ゆずの森構想」の計画をつくり、特産品を活用した村おこしに取り組んできた。馬路村はそもそも林業が盛んな地域であったが、林業は衰退し、また、農業に適した場所が少なかったため、ゆずが生産されるようになった。このゆずを活用して馬路村を売り出すため、ポン酢醤油「ゆずの村」等の商品を開発した。さらに、ゆずがあまり使われることがなかったような地域に市場を拡大するため、通販のシステムも構築し、現在は年商30億円をこえる産業となっている。地域の特産品を地域活性化に結びつけた好例である。

馬路村の風景。山の斜面に点々とゆず畑がある

「おんちゃん」の呼び名で親しまれるゆず農家と収穫後のゆず
地域 | 中山間地 |
取組主体 | NPO・企業等 |
主な取組目的 | 農林業等 |
取組対象 | その他(果樹園) |