豊岡盆地・円山川
大型の鳥・コウノトリの野生復帰に取組む豊岡市では、生息に必要となる餌生物を増やすため、生きものを育てる稲作技術「コウノトリ育む農法」の拡大や、水田と水路をつなぐ「魚道」の設置、ビオトープ水田の創出などの農業施策を関係機関等連携のもとで進めている。また、環境行動と経済活動の共鳴をめざす「豊岡市環境経済戦略」を策定し、生物多様性を守る健全な里山の保全や、間伐と伐採木の有効利用といった林業施策についても、経済性を考慮しながら展開している。
コウノトリと人が共に暮らしていた昭和30年代の様子
人工飼育と放鳥によって、かつての風景が戻りつつある
地域 | 都市周辺 |
取組主体 | 連携組織 |
主な取組目的 | 農林業等 / 動植物 |
取組対象 | 環境全体 |