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パプアニューギニア高地における高生産性・自然調和的なサツマイモ農耕

パプアニューギニア高地の農業の特徴は、肥沃な土地で生産性の高いサツマイモを栽培する点である。この地域はマラリアなどの熱帯感染症がほとんどないこともあり、穀類を含まない農耕を行う社会では人口密度が例外的に高く、平地で150~400人/km2に及ぶ。畑地の周囲につくられた深い排水溝に沿った空間が、自然植生の多種の木本・草本植物にモクマオウなどの樹木が加わった、河辺林のような林を形成することである(写真4)。この林は、鳥類などの動物に単なる生息空間としてだけでなく、グリーンコリドーの役割を果たしている可能性が高い。

地域 オセアニア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 田・畑

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