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オーストラリア北部アーネムランドの「野焼き」による景観管理

アーネムランドの気候は熱帯サバナで、アカシアやユーカリなどの樹木が点在し、アボリジニの自治組織がコミュニティを運営する。アボリジニは数万年前から「ファイアー・スティック土地管理」と呼ばれる野焼を行ってきた。その目的は、火によって狩りの獲物を藪から追い出すことや、野焼後の新芽を採食に来るカンガルー類を捕獲することである。野焼は小規模に行われ、結果として、火が入った所と入っていない所からなるモザイク状の環境が形成される。過度な枯葉の堆積が防がれ、生物多様性保全を高める機能も担っているとされる。

地域 オセアニア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 草地

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