ブラジル、カズンバ・イラセマ採取保留地域の持続可能な自然資源管理
ブラジルで環境保護区は大きく厳正保護区と持続的利用区に分けられ、採取保留地域は後者のひとつである。全て国有地であるが、自然資源の持続可能な利用を行い住民の生活と文化を守ることを目的に、伝統的な森林資源の採取と補足的な農業を認めている。カズンバ・イラセマ採取保留地域は熱帯林と農耕地、牧野からなり、主にトウモロコシ、コメ、大豆、マンジョッカ芋、バナナの栽培や小規模な牧畜、森林からのゴム、ブラジルナッツ、ヤシ類等の採取、狩猟や薬草の栽培等が行われている。
地域 | ラテンアメリカ |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 農林業等 / 動植物 |
取組対象 | 環境全体 |