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アメリカ合衆国のハイプレーンズにおける持続可能な牧畜業

ハイプレーンズには丈の高い草本が卓越し、地下には世界最大の地下水源であるオガララ帯水層が存在して、半乾燥地でありながら多くの湖沼群を有する。ここにある牧場の多くは、自然の草地に依存しており、植性の生産力に応じて放牧をする家畜頭数を案配する。ウシが飲まなかった余分な水は地下に浸透するため、地下水の保持に役立ち、家畜の糞は植物の肥料となるため、このような伝統的な牧場は資源循環型で持続可能な家畜業といえる。しかし、大企業の進出による大気汚染、地下水汚染、そしてオガララ帯水層の枯渇などが懸念されている。

地域 北アメリカ
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 草地

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