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ナミビア・ヒンバ族の砂漠におけるゾウのエコツーリズム

1980年代、乾燥化のために牧畜が先細る中、砂漠のオアシスといえる季節河川に定住した遊牧民のヒンバ族が、河畔林に生息する砂漠ゾウを利用したエコツーリズムを始めた。これにより村人の定住が進み、牧畜中心から観光業中心の生活へと変化が起きた。一方、ゾウによる河畔林の劣化はゾウの来訪機会を減らし、観光業の衰えにつながった。エコツーリズムで生きていくためには、河畔林の維持管理が必要である。農業ができない乾燥地でも、自然資源の持続利用に関する課題を抱える点において、日本やインドシナの里山と本質では違わない。

地域 アフリカ
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等 / 環境教育等
取組対象 樹林地

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