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ギニアの「森の島」

西アフリカ西端のギニア共和国には、サバンナ草原の中にうっそうたる森林がパッチ状に分布する地域がある.村人は農業,畜産と狩猟採集を組み合わせた生業を営んできた.この「森の島」を、自然林の名残と考えられてきたが、J.Fairhead and M.Leachは集落の周辺に人々が森林を造成してきたことを明らかにした.村人は乾季の野火対策として雨季の終わりに集落周辺に防火帯として野焼きを行う一方で、調理の残滓、灰、家畜の排泄物、落葉等を堆肥とし、意図的に耐火性のパイオニア樹種や有用な樹木を育てて深い森林を作り上げてきた.

地域 アフリカ
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 樹林地

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