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ケニア・リフトバレー州:牧畜民マサイによる灌漑農業

遊牧民のマサイ族は、以前はウシとその乳や血、その加工物しか食しなかった。飼料、薪、など生活のすべてをサバンナから得ていた。彼らの伝統習慣は、ライオンなどの野生生物と牧畜をサバンナで共存させるしくみそのものであった。人口増加や過去に例を見ない干ばつを背景に、彼らは生業を変え始めている。調査地のマサイは農業を中心とした生活にシフトし始めていた。年配の人はウシ中心の生活に戻ることを望み、若者は農業で現金収入を得ることに興味を持っていた。彼らが求めているのは、乾燥化に対応する知識と技術であった。

写真1

干ばつで痩せた牛にトウモロコシの茎や葉を与える村人

写真2

マサイ族の潅漑農地?トマト畑

地域 アフリカ
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 草地

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