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海外の保全活用事例検索

スリランカ・伝統的ヨシ栽培及び加工による地域産業創出と生物多様性保全

スリランカ南西部の湿地帯ではヨシ畑と水田、ホームガーデンを組み合わせた伝統的な農業が営まれていたが、近代化に伴い農業形態が大きく変質した。1991年に設立された「人民の権利のための委員会」はGEF等の国内外の機関の協力を得て、ヨシの再導入、ヨシ工芸品の作成・販売の支援、持続的な農地の再生等などからなる取組を実施した。これによって約12種のヨシが再導入され。カエルや昆虫の増加など生態系の回復の徴候が見られた。地域住民の生計改善効果も大きく、ヨシ栽培農家は収入が増加し、女性の自立と意思決定への参加を可能とした。

地域 アジア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等 / 景観・文化
取組対象 湿地

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