インドネシア東部セラム島における多様な森の創出
セラム島の山地民は、移動耕作や有用樹木の栽培を通じた土地・植生へのはたらきかけを通じて、農耕地のみではなく、フォレストガーデン(果樹園)、竹林など多様な森林を創り出している。これらの多様な森には、明確な保有権あり、管理者が存在する。そこの資源は非保有者に開かれた形で緩やかに共同利用されているが、樹木の伐採など土地・植生を大きく改変する行為は、管理者によって規制されている。また、セラム島には、オオバタンのように、このような人為的攪乱環境を採餌場として利用している野生動物が多く生息している。
地域 | アジア |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 農林業等 |
取組対象 | 環境全体 |