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インドネシア、バリ島の慣習的水利組織、スバック

観光資源としても有名な棚田を代表とするバリ島の水田景観は、水田の所有者・耕作者によって構成される水利組織“スバック”により支えられている。スバックは、耕作者へ水を平等に配分するための組織であり、耕作や水分配に関するルールを定めている。スバックの構成員がこれらを遵守してきたことで、水資源の公平で持続的な利用が実現し、水田生態系が維持され、またそれによって水田の生物多様性が守られてきたと考えられる。しかし、現在では、特にデンパサール周辺を中心に、水田の宅地化や水質汚染などの問題も生じている。

地域 アジア
取組主体 その他
主な取組目的 農林業等
取組対象 田・畑

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