インドネシア共和国中スラウェシ住民による 多様な二次的自然の創出とその管理
中スラウェシ州トロ村の住民は、水稲栽培、豆・トウモロコシ・野菜・イモ類の栽培、カカオ等の栽培で生計を営んでいる。また籐などの林産物採取で生計を補い、一部の人は食用淡水魚の養殖を行っている。このような活動に必要な水田、ため池、サゴヤシ林、カカオ林をはじめとする樹園地、移動畑、二次林などの多様な二次的自然はモザイク状に分布し、別々の名称がつけられている。二次林は希少動物の生息地にもなっている。それぞれの環境が保たれるよう、慣習法によって資源の採取に関する決まりが設定されている。

水田に囲まれたサゴヤシ林

集荷したカカオを天日干しにする仲買人
地域 | アジア |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 農林業等 |
取組対象 | 環境全体 |