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身近な食用野生動植物の重要性 ― タイ・ロイエット県の例をもとに―

インドシナの里山においては、身近な野生動植物は食用あるいは薬用として、生活に重要な位置を占めている。タイ中部地域では120種以上の食用野生植物が挙げられており、昆虫ではタガメ、カメムシ、セミ、コオロギ、タケムシなど、水生動物では雑魚類の他両生類や水生昆虫などが利用されている。食用野生動植物は地域住民が現金支出を減らすことができる点で重要であり、かつ里山の生物多様性をも支えている。自然資源の持続利用に関して、インドシナでは食用野生動植物は重要な要素となっている。

写真1

食用野生動植物(水辺の生物、ゲンゴロウの幼虫、ヤゴなど)

写真2

食用野生動植物(野生植物、クワレシダ、キバナオモダカなど)

地域 アジア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等 / 動植物
取組対象 環境全体

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