タイ北部、少数民族による複合的土地利用と生物多様性
豊かな森林のタイ北部山地は少数民族の居住地で、そこでの最大の問題がケシ栽培であった。ケシ栽培撲滅のために支援プロジェクトが推進したのが、村への道路、電気、清涼な水のなど生活改善であり、キャベツ等の高原野菜、果樹、茶、コヒー等による生計向上である。特に力を入れたのが、焼畑ではない、一般的な常畑農業で栽培できる商品作物の導入であった。この方法は、村人のケシ栽培への依存解消と森林および土壌保全を目的として、実際村人の現金収入を伸ばすとともに、焼畑縮小の結果をもたらした。
地域 | アジア |
取組主体 | その他 |
主な取組目的 | 農林業等 |
取組対象 | 田・畑 |