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ベトナム中部・フエ、 プ・タンラグーンの環境利用型漁業

フエのラグーンは、河川から供給される淡水と海の開口部から流入する海水とのバランスによって汽水環境が維持されている。塩分濃度は雨期に0~1%、乾期には28%まで上昇する。乾期にはエリ網の中でウシエビなどの人工養殖をおこない、雨期にはチヌ、アカメなどの稚魚を定置網で畜養する。ここでは水質の季節変化を利用した独特の漁業が成立しており、自然資源の持続利用を生業とするためには環境保全が欠かせない点でSATOYAMA 的要素がある。ラグーン漁業の歴史は浅く、自然資源の持続利用の考え方を普及する必要がある。

写真1

エリ網の先端部にあるトラップに入った魚を回収する

写真2

エリ網の中で漁民から話を聞く

地域 アジア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 ため池・湖沼等

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