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ベトナム社会主義共和国中部山村における二次的自然の利用・管理

ベトナム中部のホンハ村は、ベトナム戦争後再建された少数民族の山村である.標高600mで年間降水量3000-4000mmに及ぶ地帯である.少数民族は洪水の頻発する地帯でもあり、政府の焼畑禁止の治山治水政策を受け入れようとしている.ただし、政府の政策は水稲やキャッサバ栽培、ゴムやアカシア等の植栽の奨励のようにモノカルチャーの傾向がある.これに対してフエ大学と京大のプロジェクトでは、伝統的なコミュニテ-ハウスの建築、伝統織物の婦人教室を行い、豊かな生物多様性を基盤とする少数民族の豊富な野生植物の知識などを明らかにしている.

写真1

水田を囲むキャサバと背後に茂るアカシア・マンギウム

地域 アジア
取組主体 NPO・企業等
主な取組目的 農林業等 / 環境教育等 / 景観・文化
取組対象 田・畑

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