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フィリピン・ルソン島北部イフガオ州における ムヨン(muyong)の利用と管理

ルソン島イフガオ州の農村景観は、ムヨンと呼ばれる私有林、共有林、焼畑、水田、草地、集落からなる。ムヨンでは、薪の採取を兼ねた管理が日常的になされ、ドリアン、リュウガンなどの果樹、ラタンやタケ、マホガニーなどの用材、建材や嗜好料用のビンロウジュなども採取されている。有用樹の植林や下刈りなどの管理がなされている。水田とその周辺で採取される多様な野生動植物は、食用や緑肥として利用されている。イフガオの農村景観を特徴づける棚田は、畑、焼畑、ムヨンを構成要素とする体系的かつ複合的な土地利用の一部をなし、全体として地域の人々の暮らしを支えている。

写真1

バガアン村の全景

写真2

棚田の景観

地域 アジア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 田・畑

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