モンゴル・遊牧による草地の持続可能な利用・管理
モンゴルの国土の8割を占める草原(ステップ)は牧草地として利用されている。畜産業は古くからモンゴル人の生存を支えており、今日のモンゴル国憲法においても「畜群は国民の富であり、国家の保護を受ける」とされている。伝統的には、5種類以内の家畜を有して、自然の草と水を求めて各地を移動する遊牧がメインであり、遊牧民同士の相互扶助のしくみを持っていた。社会主義体制による変質(定住化政策)、市場経済への移行に伴う装置生態系への影響(カシミヤ生産のためのヤギの増加とそれに伴う草地の劣化等)が進行している。
地域 | アジア |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 農林業等 |
取組対象 | 草地 |