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中国青海省、高山草原の夏期入会放牧

青海省門源県馬場では、 地域面積の約9割にあたる1万6千haで牧畜が行なわれている。高標高にあるため植物の生育期間は夏の6月から8月までと短いため、夏の共同放牧と冬の自家放牧の2地域2シーズンのシフト制がとられている。厳格な頭数管理とともに、こうした厳しい自然環境を持続的に利用する仕組みができている事例である。しかし、実際には夏期の放牧地では牧草の草丈が3cmと低く、家畜が嫌う有毒成分を含む植物が大きな群落を作っていた。環境容量の限界に近い状態にあると考えられた。

写真1

門限県の夏期放牧地  標高3500m、山の中腹が植物の生育限界

地域 アジア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等
取組対象 草地

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