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保全活動団体・エリア検索

団体概要

団体名称 NPO法人 田んぼ
団体名称かな たんぼ
代表者 理事長   岩渕 成紀
連絡先 989-4302
宮城県大崎市田尻大貫字荒屋敷29番地1
電話  0229-39-3212
FAX  0229-39-3212
E-mail 
ホームページ
会員数 87
活動開始日 2005年 4月 1日
法人設立日 2005年 11月 27日
団体の特徴 先端科学技術によって自然の循環を豊かにすることができます。そうなれば、廃棄物を捨てなくとも良くなり資源を有効に使うことができます。 しかし、先端技術だけが科学ではありません。一見時代遅れの技術の中にむしろ時代を超えた知恵があるのではないかと私たちは考えます。
ふゆみずたんほ〈冬期湛水)も江戸時代の「会津農書」貞享元年(1684年)の中に「田冬水」という表現として出てきます。冬の間に有機物の多い水をかけると菌類とイトミミズ・ユスリカなどの泥に棲息する生物たちが活性化して農業の生産力が高まり、抑草効果があるとこの時代の農家がすでに体感していたことが伺われます。
生物多様性を生かして、自然と共生する持続的な考え方はこの時代に完成しているといわれています。
私たちは大地の子であり、それ以外ではありません。たかだか昭和30年台から始まった高度経済期の近代文明によって、数千年来私たちに伝承されてきた風土が破壊されつつあることに心が痛みます。自然が今、生きものに係わる農業技術の考え方に転換することを要求しているのではないかと思えます。
こうした中で、生物を豊かにする効果、有機農法技術としての効果、自然共生農業の技術開発、田んぽから得られる食や暮らしを土台とした地域作りや、風土の再生について、農家、都市住民、行政、研究者、企業、NPOの方々と一緒に取り組んでいく拠点として、宮城県大崎市田尻大貫の診療所跡地に『NPO法人田んぼ』を開設しました。
団体からの
メッセージ
当法人は、北部仙台平野の田んぼを拠点として、全国のふゆみず田んぼや生物多様性を生かした農業の普及と、豊かな農村地域の再生を目指して、全国の関係機関と連携して事業を進めています。
田んぼの生物調査などの研修は自治体や団体からの招聘に応じて赴いています。是非、近くで研修が行われるときに参加してください。
そして、ご自身の田んぼ、居住地周辺の田んぼの環境に目をむけてみてください。農業は自然の恵みをいただくために行いますが、だからこそ、多様な生物たちがともに育つ農地農村こそが、人間の体に適する作物を産し、持続的な社会の形成につながります。
ふゆみず田んぼには、先人の知恵がつまっています。
近代科学と技術は、伝統の知恵を理解できる力に達していなかった。だからこそ、伝統に対してかくも破壊的だった。
今からでも遅くはありません。一人でも多くの仲間が増えることを願います。
備考

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団体(活動拠点)への交通案内・地図

最寄駅(鉄道等) 東北本線 田尻駅
最寄バス停
上記最寄からの距離 約3km
保全活動エリア 北部仙台平野を拠点とし、全国
活動フィールド

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ボランティア活動の作業内容

活動目的 北部仙台平野を拠点として空気と水・土と同時にそこに生きる渡り鳥や魚、カエル、クモ、トンボ、ユスリカやイトミミズ等の生き物を大切にする農業とその生産物の健全性を確保することで、豊かな食とくらしを創造する地域づくりを支援する。これらとともに農村と都市の交流・連携と多様な教育活動に寄与することにより、豊かで誇りあふれる農業農村社会の持続的発展に貢献することを目的とする。また、国内における当該取り組みの普及を図り、アジアモンスーン型の質の高い稲作を行う日本の農村地域社会の活性化に寄与することを目的とする。
活動分野 農業 軽作業 / 調査
活動内容 1 調査研究活動(田んぼの生物調査、ふゆみずたんぼ、自然環境共生型農業、社会的なしくみづくりなど)
活動内容 2 普及提言活動(ふゆみずたんぼ、自然環境共生型農業に関する普及・研修等)
活動内容 3 教育活動(農業教育、環境教育、食育に関する活動)
活動内容 4 食と暮らしの視点からの農村の地域づくりに関する活動
活動時期 春季 / 夏季 / 秋季 / 冬季
上級者の作業 調査分析の実施、研修指導、自然共生型農業の実践
初心者の作業 田んぼの生物調査等の実施、教育活動への参加
作業機材の有無 あり
参加者の準備

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活動カレンダー

1月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
2月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
3月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
4月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
5月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
6月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
7月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
8月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
9月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
10月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
11月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時
12月 調査、各地実践者(団体・農家)への指導、研修受け入れ随時

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研修会の開催

ボランティア募集時期 随時
ボランティア研修会 随時
技術研修の実施頻度
参加費用
保険加入の有無
出張研修の可否
・分野・人数・費用 等
可(条件は応相談)

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入会・研修会への参加

団体への入会金 0円
年会費 3000円
研修会参加費用 1
研修会参加費用 2

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