日本が江戸時代の1820年ごろに、イギリスのブランスフィールド、アメリカのパーマー、ロシアのベリングスハウゼンの3人が、南極大陸を発見しました。しかし、3人のうちだれが最初に発見したかはわかっていません。なぜなら、遠くから氷の固まりをみただけでは、ただの氷か、氷の下に陸地があるかどうかはわからないからです。
南極点に初めて到達したのはノルウェーの探検家(たんけんか)アムンゼンです。1910年に、スコット、アムンゼン、日本の白瀬矗(しらせのぶ)の三つの探検隊が南極点をめざし、1911年(明治45年)12月14日アムンゼンが達成(たっせい)しました。
白瀬隊は南極点到達をあきらめましたが、その時に到達した場所(南緯80度5分)を「大和雪原(やまとゆきはら)」と名づけました。
海南丸(かいなんまる)
白瀬隊が南極まで行った船。
204トンの木造漁船を改造したもの。
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アムンゼン