南極キッズ

厚い氷の下に湖?

少年

南極の氷の下に湖があることがわかっています。氷床(ひょうしょう)の表面は、太陽からの光を反射(はんしゃ)するため冷たくなっています。また、氷床の下では地面からの熱と氷が動くときの熱があり、地面に近いほどあたたかくなります。
氷の下に湖がある場所はなだらかになっています。このような湖は南極で70個以上見つかっています。

ボストーク湖位置図

中でもロシアのボストーク基地の下には、長さ240km、幅50kmのボストーク湖があります。琵琶湖(びわこ)の長さが約65km、幅約25kmですから、ボストーク湖はとても大きいですね。この湖には昔のバクテリアがいるといわれており、現在、湖まで氷をほる計画があります。

レーダーサット衛星から撮影したヴォストーク湖

レーダーサット衛星から撮影したボストーク湖
Michael Studinger's homepageより転載)

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